胃カメラとは
咽頭麻酔を行い、内視鏡と呼ばれる細い管(スコープ)を口から入れ
食道から胃・十二指腸を検査する方法です。
このような症状があったら...
「胃が痛い」
「胃の不快感がある」
「吐き気がある」
「胸やけがする」
「食事が食べにくい」 等
食道や胃、十二指腸の異常が疑われる場合に行います。
内視鏡で直接病変を視ることにより、粘膜の状態や炎症、潰瘍、ポリープ、癌などがあるかを調べます。

経鼻内視鏡
従来の内視鏡に比べ、かなり細い内視鏡を経鼻内に挿入し、胃の中を観察する方法です。
治療・処置には適さない方法ですが、観察するだけなら、鎮静なしでも楽に検査ができます。
「苦痛が少ない」「吐き気が起きにくい」「会話ができる」等の利点があります。
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鎮静剤(麻酔)について
鎮静剤を使用することにより、検査や治療の際の苦痛を緩和させることが可能です。
ご希望の方はお知らせください。
検査後しばらくの間、眠気が残ります。しっかり目覚めた後に帰宅していただきますが、検査当日は車やバイク、自転車等の乗り物は運転しないでください。
検査の危険性
内視鏡検査は安全性の確立された検査ですが、危険性が全くないわけではありません。
極まれに前処置、検査、治療で合併症が見られることがあります。
①検査の前処置、前投薬でショックになることがあります。
②内視鏡の挿入により気管のれん縮をきたし、気管支喘息の誘発や心臓への負担を来すことがあります。
③生検検査により出血を来すことがあります。場合によっては、入院の上で経過を診させていただくことや輸血や手術が必要になることもあります。
④抗血栓療法を受けておられる患者様の場合、抗血栓薬を中止した場合、脳梗塞や虚血性心疾患などが惹起されることもありますので、処方いただいている先生とよく相談して、抗血栓薬の一時中止の可否を決める必要があります。
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